日吉神社と榊祭

日吉神社

日吉神社

日吉神社は滋賀県大津市の日吉大社を分霊して建立された神社で、拝島大師のすぐ隣に鎮座します。その歴史は古く、江戸時代初期に建立されたと言われてます。

大日堂

大日堂

大日堂

昭島市は昭和町と拝島村が合併して誕生した市です。「拝島」という名前には古い由来があります。

天暦6年(952年)、日原村の日原鍾乳洞に安置されていた大日如来像が洪水で多摩川に流されてしまいました。大日如来像は玉川花井の島(多摩川の中州)に流れ着き、村人たちがお堂を建てて像を拝むようになったことが拝島という名前の由来と言い伝えられています。

その後、滝山城築城時に大日如来像が移されたのが大日堂です。

大日堂には仁王門があり、口を開いている阿形像と、口を結んでいる吽形像が立っています。阿形像と吽形像は鎌倉時代に作られたもので、東京都の有形文化財になっています。

榊祭

榊祭(さかきまつり)は毎年第3土曜日・日曜日に催される日吉神社のお祭りで、250年の歴史があります。2017年は9月16日・17日に開催されます。

全国でも稀な暁の祭りとして知られ、2日間に渡って夜通し行われます。昭和50年(1975年)に東京都の無形民俗文化財に指定されました。

氏子町内である拝島町を西から順に加美町(かみちょう)、奈賀町(なかちょう)、志茂町(しもちょう)の3町に分けて交代で年番に当たり、その年の祭礼を取り仕切ります。

宵宮(本祭の前夜に行われる祭)には、午後7時から屋台の巡行が行われます。

本宮では、高さ5メートル余りの榊を木枠で組み土俵で支えた神輿が深夜0時に日吉神社を出発し、町内をもみ歩きます。明け方に日吉神社に戻り、担ぎ手達が榊を引き倒して、1年を無病息災で過ごせると言われる榊の枝を奪い合います。午後1時から屋台の巡航が行われ、人形の建て上げ、3町の囃子の競演が行われます。

榊祭で披露される祭礼囃子は昭和39年(1964年)に昭島市の無形民俗文化財に、屋台は昭和61年(1986年)に昭島市の有形民俗文化財に指定されました。

榊祭りがおこなわれる9月中は、御朱印も榊祭に因んだ期間限定の御朱印になります。御朱印集めをされている方は、この期間中に日吉神社を参拝されることをおすすめします。

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